今起きている状況は極めて破廉恥だ…! 事の始まりは一体なんだったか、今にも切れそうな理性の糸を頼りに記憶を呼び起こす。 確か… そう、確かこの2人がクリスマスプレゼントだとか言って俺の部屋に押し込んできて。 そして…? なんでこういう状況になるんだ!!
「い、やだ…って!ちょ、ジェネシスッ!?」 俺の部屋のベットの上、俺は仰向けに寝かされていて。しかも全裸に近い状態。 両腕は縛られていて頭上の上。膝枕のような形でジェネシスに抱えられて胸を弄られる。 そしてセフィロス、彼は俺の下半身に顔を埋め俺のものを口淫している… なんとも頭が痛くなる、信じられない状況だ。
「じょ、冗談じゃ、ないって!たたた溜まってんならそういう所の女を呼べばいいだろ!?」 「わかってないな、アンジール。俺たちはお前がいいんだ。」 わからないのは当たり前だ。というか、わかってたまるものかそんな事。
「ひ、いぃ…ひぅ…」 セフィロスが蕾を舐めながら手で愛撫してきて、ジェネシスからは口付けと胸への愛撫。 沸き立つ快楽に解放して欲しいと身体が訴える。 そしていつの間にか行為に溺れ込んで、次の日酷い疲労感が襲ってくる。 そう、いつも。いつもいつも流されてしまうのだ… クラス1stの2人がかりで襲われたらいくら俺でも敵わない。 まして1人は英雄と呼ばれる男だ。 …英雄は変人、なのだろうきっと。
「余裕だな、アンジール?」 ゆっくりとセフィロスが顔を上げた。 口元には精液やら唾液やらで厭らしく、艶かしい。 つぅ…と太ももを舐め上げ、ジェネシスと目で何かを交わし俺の身体をひっくり返した。 目先はジェネシスの誇張した一物。 まさかと思い、ジェネシスの顔を仰ぎ見た。
「予想通りの事だよ、アンジール。俺を気持ちよくさせてくれよ?」 普段見せない美しい笑みを浮かべて俺の頭を固定する。 顔が引き攣るのがわかる… いや、泣きたいくらいだ… そうこうしている内にセフィロスが俺の腰を掴み挿入してくる。 「…っ!?ぁああああ!」 気を取られていたせいか、緩んでいた蕾へ一気に差し込んできた。 痛みと内壁の摩擦が変な感覚を生み出し身体が震える。 そして叫んでいた口に、ジェネシスが無理矢理捻じ込んできた。 「ん、ふぅう…ふ!」 舌を使って奉仕するも、突き上げられる快楽に中々集中できない。 「おい、セフィロス。お前激し過ぎ。可愛いアンジールが涙零して苦しんでいるじゃないか。」 「ふ…嬉し涙、だろ?やはりアンジールの中は最高だ。」 「ふん。あんたには黒髪の子犬がいるじゃないか。もう飽きたのか?」 「いや。偶には焦らさせて向こうから誘ってくるのを待ってみようかと、な。」 「ふふ…この鬼畜め。この英雄に狙われたのも運の尽きか…」
俺の頭上で何やら不穏な会話がされている… 黒髪の子犬…とは一体誰のことなのか… 「どうしたアンジール?物足りないか?」 そういってセフィロスは挿入を、ジェネシスは腰を突き上げて一層俺を攻め上げる。 あぁ…星が見えそうだ…
俺の咥内に、内部に2人の精液が注ぎ込まれた。
あれから交代交代で挿入を繰り返し、最後には緩みきったそこに2人分を挿れられ、俺は失神した。 気が付いた時にはもう夜が明けてて、セフィロスとジェネシスが俺を挟んで眠っていた。 勿論、しっかりと抱きつかれて身動き取れないくらいに。 一体こんな身体の何処がいいのか… しかもプレゼントだと言って…何よりクリスマスプレゼントを未だ頂いていない。 寧ろ俺が2人にあげたような感じだ。
「はぁ〜…」 今日はクリスマスイブ。今夜もまたこんなことされぬよう、ザックスの所にでも逃げていようか…
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逃げたところできっと襲われるっていう、永久ループ 苦労人アンジール大好きだ!
ちなみに一枚漫画、描いてみたので宜しければ。危険絵
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