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一緒にいるのが当たり前だった
言葉にしなくても伝わる間柄だった
誰よりも大切で、愛していた
なぁ、知ってた?俺のキモチ…
「君よ、永久の道標に。望み遙かなる未来の果てに…」
「?…あぁ、LOVELESSか。好きだよな〜お前は、ソレ」
不意に謳いだした歌詞に聞き覚えがあるらしく、緩ませた表情のまま俺に訊く
可愛いね
どうしてこんなに好きなんだろうか?
可笑しいくらいに
狂い始めているのかもしれないな…
君を好き過ぎて、愛しすぎて、何も見えなくて…
「お前はどう思う?」
「ん?」
「一人の人を殺したいほど愛するコトに、どう思う…?」
少し、驚いている顔をしている
そうだよな。アンジールには縁もゆかりも無い話だろうな…
俺だけが、こんなにも狂っている
「俺は…其処まで想ってくれる相手が居るなら、嬉しいコトだと思うよ
中々見つけられないだろ?そんな気持ちにさせてくれる人なんて、」
一生に一度の出会い、だろ?
うん、そう。愛してる…
俺はお前にそういう感情があるんだよ
お前は気付かないだろうけど、確かな感情
口付けて、貪って、身体の奥底まで侵入して痕をつけて
純粋なお前はきっと、壊れるだろうケド
それでも好きなんだ
今のお前が一番好きだ
でも壊れてもいい。俺だけを映す瞳なら構わない
暴走を始めたキモチにブレーキなんて利かない
「アンジール。キスしていい?」
逃がさないように手を取って
怯え始めた震える瞳に口付けて
小さな声で、俺を呼ぶ声
快楽が、身体を駆け巡る
優しく唇に触れて、ゆっくりと侵入して
「…っ!?」
絡んでいた手に、爪を食い込ませて、痕をつけて
離さない
逃がしてあげない
このキモチ。教えてあげるから
どうか受け入れて、俺を拒まないで
「ジェネ、シス…?」
愛してるから
壊れてもいいから
キミが、欲しいんだ
******
壊れ始めている感情を抱えながら愛しちゃった悲惨さ(自分が
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